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2080年にはコーヒーが飲めなくなるかも…って本当?
2016年10月17日

2016年の夏は、日本国内でも観測至上初めて北海道に台風が上陸したり、局所的な気温上昇によるゲリラ豪雨が頻繁に起こるなど、私たちの生活の中でも「気候の変化」を感じる機会が多かったですよね。
10月に30度を越えるのも50年ぶりだったとか…
「温暖化とか、自分には関係ない」と考えているコーヒー好きの方!
油断していると、2080年にコーヒーが飲めなくなるかもしれないんですよ!!
2015年の世界の年平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)と、1981〜2010年平均基準を比べてみると、偏差は+0.42℃(20世紀平均基準における偏差は+0.78℃)で1891年の統計開始以降、最も高い値となりました。
加えて、世界の年平均気温は、長期的には100年あたり約0.71℃の割合で上昇しており、特に1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。
(気象庁:世界の年平均気温の偏差の経年変化(1891〜2015年))
氷山が溶けて海水が増えたり、海水の温度が上がって台風の発生場所が変わってきたり、ちょっとの差が大きな気象変化に現れていますよね。そんな中、このまま、世界的に温暖化が進むと、コーヒー豆の栽培も現在の地域では難しくなる…という研究結果が出てしまったのです。
「そりゃそうだよな…」と思う人も多いかもしれませんが、以下の動画をまずはご覧ください!(英語ですが、英語がわからなくても伝えたいことはなんとなくわかる内容になっています!!)
こちらの動画では、「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道周辺の地域の平均気温がこのまま上昇していくと、コーヒーを育てられなくなる…ということが語られています。
沖縄県の一部地域もこの「コーヒーベルト」に入っているんです!!なので、国産コーヒーも少量ですが、あるんです!知ってました?? 国産コーヒーについては、近々記事でご紹介ますね♪
世界では1日あたり20億杯以上のコーヒーが飲まれている現在。
当たり前に飲み続けられないかもしれない…ということを頭の片隅におきながら、自分とは関係のない「温暖化」をもっと身近なものとして考えてみましょう。
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