カフェ開業のノウハウが集まるウェブマガジン
10月1日はコーヒーの日! でもどうして?
2016年09月16日

毎年10月1日は「コーヒーの日」ってご存知でしたか?
2014年3月に開催された国際コーヒー機関(ICO)の理事会で、2015年から「International Coffee Day」になりました。それ以降、日本を含め国際コーヒー機関に加盟している75カ国と、数十カ国のコーヒー協会が協賛して盛り上げてる記念日です。
どうして10月1日になったの?
10月は国際協定によってコーヒーの新年度が始まる月と言われてます。
「コーヒーの新年度」と言われてもピンとこないですよね?
これは、コーヒーにとってのお正月のようなもの。9月末にコーヒーの収穫を終えるコーヒーベルト周辺の栽培サイクルに合わせて「新年度」と呼ぶようになったそうです。つまりこれからコーヒーの「旬」がスタートするのです!
お米にも新米があるように、コーヒーでも収穫して1年未満の豆は「ニュークロップ」と呼ばれています。生豆を購入する機会がある時には、覚えておきたい用語ですね。
これからコーヒーの新年度が始まるよー!という意味を込めて、10月1日が「コーヒーの日」になったのです。
コーヒーの日には何をしたらいいの?
この日は、美味しいコーヒーを飲みましょう! というイベントはもちろんですが、フェアトレードコーヒーの普及を促進し、コーヒー農家さんの苦境について知識を高める日でもあるそうです。各企業や協会の取り組みを少しご紹介させて頂きます。
http://www.101coffeeday.jp/
また、東京にあるUCCアカデミーでも特別セミナーを開催するそうです。気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
http://www.ucc.co.jp/museum/event/special/2016/belly_dance/
まだまだ認知度が低い「コーヒーの日」。コーヒー好きが集まって、ちょっとだけでもコーヒーについて考えてみるのも良い機会になりそうですね。また、『A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)』 というコーヒーについて知れる映画もあるので、この機会に見てみるのもオススメです!
http://www.afilmaboutcoffee.jp/
コーヒーの日は美味しいコーヒーを飲もう♪
チェーン店や個人店でも今後様々なイベントが行われると思います。
あなたが喫茶店で飲んでいるそのコーヒー、産地はどこ? どうやって日本まで運ばれてきたの? 焙煎された場所は? コーヒーを淹れてくれた人は? と、一杯のコーヒーにも関わっている人たちはたくさんいます。当たり前の日常にこそ、感謝していきたいですよね♪
まだまだ新しい記念日の「コーヒーの日」ですが、いつもより感謝しながらコーヒーを味わう1日にしてみませんか?